子供の手足口病は大人にうつる? バッチリうつります!
わたし、手足口病になっちゃいました!涙
今年はニュースになるほど子供の手足口病が流行していますが、「大人にはうつるの?」と不安になっている親御さまも多いのではないでしょうか。
わたしは子供はおらず、甥っ子からうつったのですが(笑)、皆さまの参考になればと思い記録しておきます。
目次
1. 手足口病とは?
2. 大人にうつる可能性は? 感染経路とウィルスの種類
3. 大人の手足口病の症状
4. 重症な場合はこんな症状も?
5. 病院は何科? 何が処方される?
6. 最後に
1. 手足口病とは?
名前の通り、手や足、口に発疹ができるウィルス系の感染症です。
夏場に流行し、7月がピークと言われています。
手足口病は、口の中や、手足などに水疱性の発疹が出る、ウイルスの感染によって起こる感染症です。子どもを中心に、主に夏に流行します。感染症発生動向調査によると、例年、報告数の90%前後を5歳以下の乳幼児が占めています。病気の原因となるウイルスは、主にコクサッキーウイルスA6、A16、エンテロウイルス71(EV71)で、その他、コクサッキーウイルスA10などが原因になることもあります。
2. 大人にうつる可能性は? 感染経路とウィルスの種類
感染経路は主に3つなんだそうです。
- 飛沫感染:咳やくしゃみなどの飛沫で感染。
- 接触感染:舐めたオモチャの貸し借りや体を触ることで感染。
- 糞口感染:オムツ替えをした後の手洗いが不十分なまま食事をしてしまうことで感染。
子供を育てていれば完全に防ぐことは難しそうですね。
原因となるウィルスは前述の通り何種類かあるそうで、子供のときに同じウィルスにかかっていれば心配がないそうです。
ただ、自分が過去にどのウィルスにかかったかは精密な検査が必要で、検査しない場合が多いので、だいたいのかたは感染するかどうかはわからないというのが正直なところ。
うつる可能性については、ネット上で「子供から大人へうつる可能性は1%」というような表記を見ましたが、病院の先生に聞いたところ、通常の風邪と同じくらいと言っていました。
3. 大人の手足口病の症状
潜伏期間は3〜6日。
主な症状は、発熱と手足口にできる水疱性の発疹です。
わたしの場合は、下記のような症状でした。
- 発症3日前:手足口病になった甥っ子と接触。
- 発症1日目午前:頭痛。
- 発症1日目午後:発熱。37.5℃前後の熱です。
- 発症2日目午前:熱は続き、市販の解熱剤を服用。
- 発症2日目午後:39.4℃まで上がり、頭が痛すぎて2時間起きには起きる。
- 発症3日目午前:すっかり平熱に。喉が痛くてご飯が喉を通らない。
- 発症3日目午後:指に棘のような違和感。手に発疹でき、徐々に広がる。
- 発症4日目:病院で手足口病と診断。足の裏や口周りにも発疹が広がる。
- 発症5日目:発疹が薄くなり始めるが、まだ喉は痛い。
- 発症6日目:発疹はほぼわからなくなってきて、喉もあまり痛くない。
- 発症7日目:完治したかと思い始める。
- 発症11日目:おそらく発疹が出ていた箇所の皮がむける。(手のみ)
最初はひどい高熱でしたが、夏風邪かなくらいに思っていました。
水疱のような発疹が見事に出てから手足口病と気づきました。
▼甥っ子の症状:手のひらや足、口まわりだけでなく腕にも発疹がたくさん。
▼わたしの症状:主に手のひらの指に小さな発疹がポツポツ。
4. 重症な場合はこんな症状も?
わたしはの場合は高熱や手足口まわりの発疹程度ですが、大人は重症化しやすいようで、ひどい場合は爪がはがれたり髄膜炎になったりすることもあるようです。
手足口病と気付いた時点で病院へ行くことをお勧めします。
5. 病院は何科? 何が処方される?
わたしがネットで調べた際、熱がつらければ内科、発疹がつらければ皮膚科とありました。
わたしは熱は下がっており発疹は痛痒い程度だったのですが、何より喉が痛いことが一番つらかったので内科に行きました。
先生にも手足口病と診断され、処方できる薬は少ないとのことだったのですが、実際に処方していただいたのは、下記の3種類の薬です。
病院から帰宅後、どうにか食事を飲み込み……(本当に痛い!)、薬を飲んだところ、喉の痛みは緩和されておやつも食べられるくらいに回復しました。
6. 最後に
あくまでわたし個人の症状なので、参考程度にしていただければ幸いです。
お子様が手足口病のかたなど、手足口病が疑われる方はお大事になさってください。